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2017年10月 5日 木曜日

弁護士であるわたくしが交通事故にあった時のお話し①

今日は登山の日です。
これほど祝すべき日もないのに、なぜ祝日にならないのかが全く理解できません。
もうすぐ選挙ですが、登山の日を祝日にするという公約の政党があれば、私は、その他は一切問わずにその政党に投票したいと思います。

さて、今日は、その登山の帰りに、当のわたくしが交通事故にあったお話しです。

冬の、奥穂高登頂の帰りでした。単独での冬季奥穂登頂を果たし、私はとてもいい気分でした。上高地を出て、沢渡駐車場で車に戻り、そこから奈川渡ダムを通過し、もうすぐ竜島の温泉でした。私はいつも通り、竜島温泉に寄っていこうとおもっていました。

ダムわきのくねくね道を、時速30キロくらいで、いつも通り運転していた...ときに、突然、対向車がセンターラインをはみ出し、まっすぐ私の車めがけて突き進んできたのです。
あ、危ない、と思い左にハンドルを切ろうとするも、ちょうどそこは沢を渡る橋の上。左に余裕はなく、避けきれず、私の車両の右前部に、相手車両が突っ込みました。

事故。

まず、自分の身体を確認しました。右足がやや痛みましたが、ともかく大きなけがはないようでした。次に相手車両を見ると、軽車両だったためか大々的に破損しています。
私は車を降りて相手車両の運転席に近寄りました。相手運転手は、ぼーぜんとして運転席に座っていまして、その横で、かごに入れられた犬がキャンキャンと鳴いていました。

相手は生きているな、無事だな、と思った瞬間、次にわいてきたのは怒りでした。私は相手に、車を降りて出てくるように手招きしました。相手はその通り出てきました。そのとたん、「なにやってんですか。前見てなかったんですか。思いっきりセンターラインオーバーでしょ。どうしてくれるんです。」と、私は語気荒く詰め寄りました。相手はぽかんとしています。若い男性でした。ともかく私の免許証を示し、相手も免許証を出させ、相手保険に連絡させ、私は警察と自分の保険会社に電話しました。

そのうえで、なんたってセンターラインオーバーの事故です。

過失相殺はヒャクゼロでないと困ります

そこで私は警察が来るまでの間に、相手車両が思いっきり私の車線に突っ込んで止まっている状況、私の車両は一ミリも車線からはみ出していない状況、路上の擦過痕、車の破損状況などをパシャパシャと写真を撮りまくりました。

警察が現場臨場した時には、ほぼすべての証拠保全は終わっており、警察官に、「さすがの対応ですね」と褒められました...。

さて、過失割合ヒャクゼロを固めた後は、損害額の算定が問題です。この点は、次回ご説明します。

投稿者 長野交通事故解決サイト

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