ブログ

2017年9月22日 金曜日

キノコ誤食事故が刑事事件になることはある?

交通事故ではありませんが、この秋の時期、「事故」として騒がれるもの。それが毒キノコの誤食です。

春の山菜狩り、秋のキノコ狩りは、それぞれ遭難、滑落など、採取行為それ自体の危険性のほかに、せっかく苦労して採取したものが間違いである、というリスクがあります。私も今年すでにハナビラダケ、タマゴタケ、イグチなどを採取して食べていますが、幸い今のところ、ぴんぴんして生きております。

ところで、キノコ誤食事故が刑事事件になることはあるのでしょうか。つまり、誤って事故に至る交通事故のように、キノコの間違いで人を傷つけた場合も、刑事事件化することはあるのでしょうか。

私が見る限り、非常に少ないと思います。それは、おそらく「過失」の存在を立証するのが困難だからでしょう。たいていの人は、これは毒キノコではない、と何らかの理由で確信するからこそ、採取し、食べるわけですから。


交通事故の場合は、「前を走っている車に気が付かなかった」「前を歩いている人に気づかなかった」という時点でそもそも過失が推認されてしまいます。
「過失0」の交通事故というのは、追突とか、停車中の事故や、明白な赤信号無視などに限られます。「無過失」の立証は、交通事故では、なかなか難しいことなのです。

投稿者 長野交通事故解決サイト | 記事URL

2017年9月 5日 火曜日

気の緩みから起きる飲酒運転事故

数年前、私の親しい山仲間夫婦が事故でなくなりました。
お二人とも、山では大ベテランで、その確実な技術と慎重な判断は仲間内でも、とても高く評価されていました。

なぜ、亡くなったのか。
夫婦は北アルプスの、ある困難なルートに挑み、無事に帰着していました。そして、駐車場でひとやすみし...そこで、ビールを一本空けたのです。
一人一本ずつ。
しばらく休んで荷物を整理して、帰路についた直後、運転していたご主人はハンドル操作を誤り、車は林道から転落。お二人は即死でした。

ビール一本くらいなら大丈夫。飲んでから1時間もすれば醒めるさ。
その時はまだ、そういう時代でした。その甘さがお二人の命取りでした。あれほど山では慎重で確実を求め続けた彼が、下山した途端にそれほどまで気を緩めてしまったことが、とてもとても残念でした。まだまだ、行きたいルートもあったでしょう。

あ、時々、山頂で、ぷはーっとビール空けてる方がいます。「このぬるいビールがいいんだよー」とか仰るのですが、ありえません。とんでもないことです。この当職でさえ、テントに入り込まない限り、山では酒は飲まないのですから。

高尾山のビアガーデンからの帰りは、必ずケーブルカーで帰りましょう。あんなところで事故したら大迷惑です。

投稿者 長野交通事故解決サイト | 記事URL

カテゴリ一覧

カレンダー

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
メールでのご相談
  • 交通事故にあったら!
  • 損害賠償について
  • 示談交渉について
  • 保険について
  • 交通事故Q&A
  • 弁護士ができること
  • ご相談の流れ
  • 弁護士費用
  • お客様の声
  • 事例紹介
  • 事務所紹介
  • 弁護士紹介
アクセス


大きな地図で見る
■住所
〒380-0921
長野市大字栗田1010番地1 大成第一ビル403

■受付時間
平日:9~21時
土曜日:10~21時
日曜日・祝日:9~20時

■定休日
月・日・祝

お問い合わせ